大阪府堺市浜寺昭和町と熊野町でピアノのレッスンを子供から大人までできるクラヴィーアクラッセ音楽院
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様々なカテゴリーで日々の事をお伝えしています
諦めない子
カテゴリ : 夢を叶えるレッスンブログ
諦めない子習い始めて1年も経たない小1の男子。今度の発表会でハリーポッターの「ヘドウィグのテーマ」を弾きます。自分が弾きたいと言い出した曲でかっこいい!でも、臨時記号がたくさん出てきて 音はあっちこっちに飛ぶし難しい。譜読みから苦戦している。ドレミもやっと読めるようになったレベルで大丈夫かなあ??私は心配になって、「むずかしいんとちゃう?他の曲に替えてみる?それとも先生が伴奏簡単にしてげようか?」って何回も聞いてみたが「イヤや!このままで弾きたい!!」って頑固(笑)「そうやね、このハーモニーがかっこいいんやもんね」2小節ずつぶつ切りにして番号を振りゆっくり間違えずに毎日3回ずつ〇が付くように頑張れ!と。すると頑張って弾けてきたが、2小節から次の2小節への隙間が空いてしまう。今度は4小節一息で弾けるまで頑張れ!!だんだん曲らしくなってきて 本人もやる気に火が付いてきたようだ。仲間と弾き合いしたが、なんだか集中して気持ちよさそうに弾いていた。凄いなあ。諦めずに頑張れる力。人前で弾く初めての経験も嬉しかったようで「せんせい、来年の発表会で弾く曲決めたよ!トルコ行進曲だよ。」実現させてあげよう‼

2024-11-07 21:07:09
発表会2週間前の弾き合い
カテゴリ : 夢を叶えるレッスンブログ
発表会2週間前のレッスンになると仲間の前で弾き合いをしてみます。昨日も前後の生徒が5名集まったので模擬発表会をやってみました。もう何回も参加している自信満々の子から今回初めてのちょっぴり心配そうなおチビちゃんまでステージに出てきてのお辞儀からお辞儀退出まで通して演奏しました。お辞儀も丁寧に練習しておかないと恥ずかしいからさっと終えたいう心理が働いて「かっこわる~~い」お辞儀になってしまいます。にっこり笑顔でお辞儀できるようになると緊張感も取れて最高ですね。ステージに出てきた時から弾き終わってステージ袖にはけるまでが演奏よと伝えます。椅子への座り方も大事ですね。幼い子が鍵盤に手をついてしまうと音が鳴ってしまいます。座ると同時に鍵盤に手を乗せて弾き始めるということも良くありますので必ず一度お膝に手を乗せてから・・・などなどお作法を細かく教えます。この辺りは日頃のレッスンでも伝えて無意識レベルで出来るようになるまで練習しています。お家でも家族の前でお辞儀からリハーサルすると良いですね。リハで出来るようになったら、本番も大丈夫ですね。

2024-11-02 15:24:43
エリック・サティのジムノペディ1番が弾きたい・・・
カテゴリ : 夢を叶えるレッスンブログ
初歩から習い始めて9年目。譜読みもままならなかったがコツコツと30分のワンレッスンを月1~2回のペースで続けているEさん。年齢は私と同じくらい。高齢者です。最初は大人向けの教材をやっていましたが譜読みが楽に出来るようになり勢いが付いてきました。初級の名曲集などが弾けるようになり、今、モーツアルトのソナタかの有名な「ド~~ミソ シ~ドレド~・・・」をやりたいと練習を始めました。最後まで弾けるようになってすごーーい!バーナム導入から始めバーナム1.2を2回ずつ復習も終了したのでバーナム3に入る前に、もっと指が動くように「毎日の練習」というテクニック教材をやることにしました。ピアノが弾けるのがとっても嬉しそう!「先生!今TVで3か月で弾けるピアノという番組があり見てるのですが、その中でサティのジムノペディをやってます。私も弾いてみたいです。」おお、凄い前向きな言葉(^^♪早速 私の曲集をコピーしてあげますね。継続の力は凄いです。好きな曲が弾けるって人生の最高の趣味になりましたね。続けていたからこそ得た喜びですね。

2024-10-29 23:45:06
発達待ちという考え方
カテゴリ : 夢を叶えるレッスンブログ
習い始めてお子さんがピアノを弾こうとしないのでこの子には向いてないとか練習しないのならやめなさい・・・と言うのは待った‼です。学齢期前の段階で判断するのは気が短過ぎます。そんなに短絡的に考える時間があればどうすれば一生ピアノが好きになるだろうか?音楽好きになるだろうか?親御さんがわが子にできる家庭環境作りをいろいろ試してみたり、先生は生徒にできる指導法を考えてみることが大切です。決意してピアノの先生も探して始めたのに・・・石の上にも3年・・・と言いますよね。3年も経たないうちにムリ~~~って辞めちゃうのはもったいないです。ピアノはお子さんにとって音の出る楽しいおもちゃなのです。この時期に親御さんや先生がお手本を聴いて弾かせると覚えて弾けるようになりますが、音符は読めません。抽象的な音符を読むのは難しいのです。音符の読み方を詰め込もうとしても思うようにいかないばかりかヘタをするとピアノ自体が嫌いになってしまいます。無理しないことです。そのお子さんに合った教えるタイミング「発達待ち」が大事です。

2024-10-27 00:23:59
ネズミとネコ ごっこ遊びその後
カテゴリ : 夢を叶えるレッスンブログ
ネズミとネコちゃんの想像力豊かな姉妹は小1の発表会でブルグミュラー「タランテラ」「スティリアの女」を弾きました。小2ではソナチネにチャレンジです。今は社会人となりドビュッシーが好きで「亜麻色の髪の乙女」を弾いている彼は幼少の頃 足台を電車の運転台にしたり音符カードに輪ゴムくっつけたのをトライアングルの棒でひっかけてさかな釣りをしてたなあ。中学生になると家からおやつを持ってきて「先生一緒に食べよう!」って。練習をあまりしてない時はこれでごまかしてたなあ(^^♪生徒たちの発想を大事にしてその中に指導を散りばめていく作業は面白いですね。やはりレッスンは「上達してこそ」なので子どもたちの「考える力」「感性」を引き出しながら日々楽しく。でもできるまで「しつこく」やるのも大事。真剣さと面白さのメリハリがあるレッスンを心がけています。
※ネズミとネコごっこ遊びはこの姉妹がぬいぐるみを持って
ネズミとネコになりきってふざけている時に
私は即興でピアノを弾いてあげてました。
これが好きで小1まで「やって~~」とレッスンの始めに
おねだりされてました。

2024-10-24 22:00:00